無職さん
この記事では、ニートの自分が恥ずかしいと感じている人の悩みに答えます。
・他人はあなたのことに興味がない。
この記事を書いているわたしは、新卒時代にたった3ヶ月で仕事を辞めて、その後しばらくニート生活を経験しました。
わたしもニートになりたての頃はストレスで本当に苦しかった…。
「仕事をしていないからニートにはストレスなんてまったく無いのでは?」なんて思われがちですが、実際にニートをしていると「恥ずかしい」「劣等感」などの負い目を日々感じながら生活しなければいけません。
ネガティブな思考を拗らせると「自分は底辺」と思い込んでしまい、精神衛生的に悪い状況に追い込まれます。
そこで今回の記事では、ニートが感じる恥ずかしさと劣等感の対処法を、自戒を込めて解説します。
そもそもニートは恥ずかしい?

まず大前提として、ニートはまったく恥ずかしいことではありませんし、劣等感や負い目を感じる必要は一切ありません。
ニートとは無職なだけです。ニートを恥ずかしいと感じてしまう原因として、キャリア・年収・仕事での自己実現などに囚われすぎなのではないでしょうか?
人生で経験する出来事は仕事だけでなく、娯楽・恋愛・旅行・スポーツをはじめとする、多くの要因から構成されています。
一時的に仕事をしていないだけで、人生に絶望してしまうのはもったいないですよね。
ニートは恥ずかしい=他人の評価を気にしすぎ
「ニートは恥ずかしい…」と感じてしまう人は、他人からの評価を気にし過ぎているのではないでしょうか?
無職さん
高校や大学を卒業すると「仕事をしているのが当たり前」という価値観が生まれます。その価値観の枠から溢れてしまったニートは、「恥ずかしい」「負い目を感じる」というような感覚に襲われます。
ただし、「恥ずかしい」という感情は、「自分は他人にどうみられているか?」と考え過ぎた結果です。自分が現在ニートをしていることを、自分で認めてあげましょう。
他人から「ニートなんて情けない…」など言われても、たかが他人の評価なのでまったく気にする必要はありません。
大切なのは主観的に生きること。「自分はどうしたいのか?」だけを考えて生きていけば、他人からの評価が気にならなくなります。
他人はあなたのことにあまり興味がない
そもそもですが、他人はあなたの人生に、さほど興味を持っていません。
ニートや会社員、または起業をしたとしても、他人はあなたの職業に関する関心度はとても低いです。
わたしも経験ありますが「ニートをしている自分が恥ずかしい…」なんて気にしているのは本当に自分だけなんですよね。
ニート経験者は意外にも多い
「ニートは恥ずかしい底辺なんだ…」と、劣等感に駆られている人は、2018年にしらべぇで行われたアンケート結果を見てください。

引用:ニュースサイトしらべぇ
アンケートは20~60代の各年代で、ニート経験の有無を調査した内容です。
その結果、20代は20%以上、30代では約30%の人がニートを経験しています。
人生で1度や2度ニートになるのは決して珍しいことではありません。
「約4人に1人はニート経験者」と言われると、一時的にニートをしていることなんて恥ずかしがる必要なんてまったくないですね。
それでもニートの自分が恥ずかしくて苦しくなったら

ここまでは「ニートは恥ずかしくない」と、説いてきましたが、それでも負い目を感じてしまう人は、何か行動を起こしましょう。
ニートでいる以上、やっぱり何かしらの負い目や焦りを感じてしまうものです。負い目や焦りの不の感情をエネルギーに変えて行動をしてください。
具体的にどのような行動をすればいいのか?以下の3つにまとめました。
②自力でお金を稼いでみる
③本を読む
ニートが恥ずかしいと感じてしまう根本的な原因は、経済活動に参加していないから。少し稼げるようになるだけで、金銭・精神的に安定します。
対策①就職活動をする
ニートの恥ずかしさを吹き飛ばす最強の対策が就職活動。というかほとんどの場合、「ニートは恥ずかしい」という感情は就職しない限りなくなりません。
就職さえしていれば、仕事をしていない負い目は感じませんからね。
働くことに恐怖を感じていたり、トラウマがある人には難しい課題かもしれませんが、まずはハローワークに行くか就職エージェントに登録してみましょう。
就職活動を始めたからといって、すぐに働かなければいけない、なんてことはありません。
ただ、就職活動をするだけでも、将来のビジョンや困窮からの脱出などの希望が持てるので、ポジティブな感情になれます。
対策②自力でお金を稼いでみる
就職やアルバイトをせずに、自力でお金を稼げるようになると、ニートである後ろめたさはほとんど消えます。
ニート期間中にお金を稼げるようになると、将来的にフリーランスとして働く選択肢も持てるので、挑戦してみる価値はとても大きいです。
具体的に稼ぐ方法としては、クラウドソーシングで案件を受注するのがおすすめです。
ネット環境とPCさえ整っていれば誰でも働くことができるので、ニート生活に飽きた人は挑戦してみる価値はあります。
自力でお金を稼ぐのは一見難しそうだけで、スキルと経験のない人でもコツコツ努力をすれば、月収50,000~100,000円くらいなら簡単に稼げるようになれます。
対策③本を読む
「仕事をしていない」「収入がない」というニートは、現代社会において非常に危機的な状況です。
親のすねをかじったり、なけなしの貯金を切り崩す生活を、いつまでも続けられるわけがありません。
そんな危機的な状況を乗り切るために必要な知恵を身に付けられるのが読書です。
ニートが恥ずかしくなったり劣等感を感じた時の対処方まとめ
この記事の内容をまとめると…
・30代の約30%はニートを経験している。
・どうしてもニートが恥ずかしいならお金を稼ぐ
という感じです。
ニートと言っても「仕事をしていない人」というだけであって、人の道を外れたわけではないですし、堂々としていればいいのです。
現実的なニートのデメリットは「収入が無い」だけです。恥ずかしいなどの、他人の評価は関係ありません。
ニートでいることを気負わずに、主観的な心構えで過ごしましょう。